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ミューオン精密測定研究

ミューオン異常磁気能率・電気双極子能率実験の概観図

ミューオン異常磁気能率・電気双極子能率実験の概観図

私たちの研究グループでは、ミューオンの異常磁気能率(g-2)および電気双極子能率(EDM)の精密測定に関する研究を行っています。ミューオンg-2の値は標準模型から高精度で予想できることが知られています。これまでブルックヘブン国立研究所で行われてきた実験では驚くべきことにg-2が標準理論よりも僅か数ppmだけ大きいことが示唆されました。また、これまで有限のEDMが測定されたことはありませんが、もし有限の値を持つことがわかれば、レプトンセクターでCP対称性が破れていることを意味します。これは物質優勢の我々の宇宙の起源を知る大きな手掛かりになるでしょう。私たちはg-2/EDMを世界最高精度で測定し、標準理論の最も厳しい検証と、その先の新たな物理現象を探索します。

私たちはJ-PARCでいつまでも広がらない超冷ミューオンビームを、サブppmの精度で精密制御された超精密磁場中へ入射し、ミューオンのスピン歳差運動の周期を測定します。実験の詳細設計が今まさに始まったところであり、最先端のビーム・加速器技術、磁場制御技術、測定器技術を駆使して実験を一緒に作り上げていくメンバーを募っています。

当研究グループでは精密測定の技術を磨き、物質の起源・時空の対称性に迫りたい、という意欲を持つ学生を歓迎します。研究内容の質問・相談などがある方は、齊藤・三部まで連絡ください。見学も大歓迎です。

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最終更新日:2017/05/26