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新入生インタビュー

 平成22年10月に総合研究大学院大学高エネルギー加速器科学研究科に入学した学生の方に入学に至るまでの経緯、行っている研究等に関するインタビューを行いました。今回参加されたメンバーは、加速器科学専攻の博士後期課程学生として入学されたArpit Rawankarさんと物質構造科学専攻の博士後期課程学生として入学された松井拓人さんです。

 

 (今回の参加メンバー 左より松井さん・齊藤研究科長・Arpitさん)



以下インタビューの模様をお届け致します。


~ KEK(高エネルギー加速器科学研究科)に入学する前に研究していた内容を簡単に聞かせて下さい。
(Please tell us about content of your study before entering KEK(Sokendai at KEK)? )~

 (松井)
タンパク質とDNAとの相互作用に関する研究をしていました。    

(Arpit)
I have done Electronics Engineering from Bharati Vidyapeeth Deemed University, Pune. After that I did my Master of Technology in Electronics from V.J.T.I.Mumbai . My research project was related to Accelerator Science.



~ あなたはなぜKEK(高エネルギー加速器科学研究科)に進学しようと思いましたか?
どのような経緯で出願するに至ったのか教えて下さい。また「何かを見て」、「誰かから話を聞いて」等きっかけについても教えて下さい。(Why do you want to enter KEK ? How did you know KEK and what made you to applying KEK ? )~

 (松井)
修士時代にKEKのビームラインのデータを使用していたことがきっかけでKEKを知りました。直接来たことはありませんでしたが、知人からどのような環境であるか聞いていました。博士課程に進学すると決め、KEKで研究するためにはどうしたらよいかという情報収集を総研大のホームページで発見したことが総研大を知ったきっかけです。KEKに関して、修士時代の頃に研究に関わる知人から情報を聞いていたので入学を決めました。

 (Arpit)
I want to enter KEK, because I want to work in Laser physics and Accelerator science. And KEK provides one of the best research facilities in these fields.I came to know about KEK and Sokendai, from my elder brother who is doing research in Aizu university.  I want to carry out my research in Laser and Accelerator related topics, that made me to apply for PhD at KEK. In India, one of my Master’s supervisor ( Dr. Tanuja Dixit) has Graduated from Sokendai(KEK), so from her also I knew about KEK.

 

 

 (インタビュー風景)


~ あなたは現在KEKでどのような研究をしていますか?また、その研究の面白いと感じる点を教えて下さい。
(What research do you do now? and tell us about exciting part of the research.)~

 (松井)
細胞内の小胞輸送に関わるタンパク質についての研究を行っています。小胞とは、細胞内に物質を取り込んだり、ある物質を目的の位置に輸送させたりする袋のようなものです。その袋を形成するために多くのタンパク質が働いています。そこで私は、集まったタンパク質同士がどのようにお互いを認識しているかを、X線結晶構造解析法により研究しています。面白い所は、肉眼で見えないタンパク質の三次元構造を視覚化でき、タンパク質-タンパク質間の詳細な分子相互作用のメカニズムを解析できることと、細胞を維持するために重要な輸送機構を世界レベルで研究できることです。

 (Arpit)
I am doing research on Laser Wire system, to measure beam profile via Compton Scattering. I am in process to make 4- Mirror Laser Wire system using special mirror holder which has facility for 3 Piezo Actuator for cavity length tuning. The exciting part of my research deals with special mirror holder to precisely tune cavity length. One piezo actuator used for length tuning and other two actuator are used for mirror tilt.



  

(齊藤研究科長の質問に熱心に答える新入生)


~ 研究環境としてあなたの感じるKEKのよいところを教えて下さい。悪いところもあれば同様に教えて下さい。(What is good point (or bad point) of KEK as research center?)~

 (松井)
現在の研究では放射光を利用した結晶構造解析を行っていますが、その際に利用する設備や装置がKEKは非常に充実していると感じています。また、修士時代に所属していた大学に比べて周囲に研究員の方が非常に多くいらっしゃるので、研究に関わるスキルをさまざまな方から教えてもらうことができます。KEKは大学共同利用機関であるため、共同利用で来所される外部の研究者も多く、非常に刺激のある環境であり、そうした研究者と交流ができる点も今後研究を進めていく上で非常に有益であると思います。悪いところは現時点ではありません。

 (Arpit)
There is always good point in doing research in KEK. The people who work here are very supportive and co-operative. I always get very good research facilities here. Staff always encourage me in my research area and always there to help me. I can concentrate on my research as I don’t need to worry about other things like accessing bank account, Japanese language class, going out of KEK. Sokendai employees who are working in KEK , always help me a lot in such type of things.


  

(新入生に質問をする齊藤研究科長)

 
 ~ KEKのある地域(つくば市)のあなたの印象をお聞かせ下さい。
(What is your impression of Tsukuba City where KEK is in ? )~

 (松井)
つくばにはショッピングセンター等の施設も多く、非常に住みやすい環境であると思います。ただし、車がないと少々不便かとは思います。学生の多い町なので、安くておいしい定食屋が近くにある点も魅力だと思います。

 (研究科長談)
つくばに赴任してきた30年ほど前は、飲食店などが非常に少なく、またおいしいお店も少なかったため、生活する上ではとても苦労した。都会に比べて自然が多い点ぐらいしか魅力のなかったつくばがここ数年で非常に生活しやすい環境に変わってきている。

 (Arpit)
Tsukuba is one of the most well planned city, I have seen. There is facilities of shopping center, Restaurants and regular bus and train services. Food in Tsukuba restaurants is very delicious. One can easily find Japanese, French, Italian, Indian restaurants in Tsukuba. Climate of Tsukuba is always good. There is greenery everywhere in Tsukuba.People of Tsukuba are very supportive to others.


 これからもこうした高エネルギー加速器科学研究科の教員・学生の生の声をこちらを通して発信して参りますのでご期待下さい。

(文責:研究科長)