実験的宇宙論研究
宇宙最古の光であるCMB(宇宙背景放射)の偏光パターンを観測し、原始重力波の痕跡を見るという新しい手法により、宇宙誕生後10のマイナス38乗秒後の世界を探ります。現在の主なプロジェクトは地上からCMBの偏光パターンを精密に観測する国際協力実験(QUIET, POLARBEAR)です。このほか、将来の観測衛星の検討(LiteBIRD計画)と、それにつながる国産地上実験GroundBIRDを推進しています。また、よりよい実験•観測をするには、常に新しい観測装置を検討、開発する事が肝心です。当グループでは、KEK測定器開発室の活動の一環として、超伝導技術を用いた新しいCMBカメラの開発を手がけています。
実験的宇宙論研究(KEK-CMBグループ)に参加して、宇宙誕生の謎に迫りたいという意欲的な大学院生の参加を歓迎致します。当グループへの進学希望者は、こちら、のページをまずごらんください。また、見学/相談も大歓迎です。直接羽澄にコンタクトをとってください。
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